半年前からシートカーバーをしているバイクに野良猫が住み着いている。人に慣れているようで耳はさくら猫。マンチカン風で短足、虎柄、チョコチョコ走りで近寄って来ては、コッテと倒れる。
エサをやっているうちにもう、家猫の外飼い扱いの猫になっていった。
しかし、最近様子がおかしい?食欲不振なのかあまり食べない。口の周りを見ると汚い。「歯周病?口内炎?」、ドラセナ動物病院へ直行だ。
先生「名前と性別と年齢は?」
私「虎吉です。オスだと思います。年齢はわかりません。」
先生は触診して、「女の子ですね。年齢は6歳から8歳といった感じですね」
私「女の子ですか?」その場で名前を虎子に改名。
診察の結果、虫歯と判明。麻酔や猫エイズの場合の危険性の説明を受け、5本抜歯することになり、夕方に引き取りに来てくださいの事。虎子はにゃーにゃー鳴きっぱなしでした。
自宅で抜歯手術の診察代金をパソコンで調べてみると5万円とか20万円取られたとかブログ記事が・・・。ドラセナさんなら高額なら前もって言ってくれるはず、とにかく、夕方、虎子を引き取りに行こう。
病院到着、虎子は相変わらず、にゃ〜にゃ〜と鳴いてた。猫エイズ、白血病検査も陰性だったのでひとまず安心。数年後、歯ぐきから痛みが再発する恐れがあるかも知れないとアドバイスを受け、いざ、お会計に。
猫白血病ウイルス検査、猫エイズ検査、局部麻酔、5本抜歯手術、1週間分の抗生物質、ノミ取り。お会計は13,200円。「えぇっ?安い」
一概に安い高いで病院を判断できないが余分なものを取り除き、飼い主さんや動物の為の動物病院だと思います。
さて問題はこれから。動物病院で怖い目にあった猫がまた、今まで通りに接してくれるか?また、同じ場所で住み着いてくれるか?心配です。
今までと同じ場所、同じクッションを用意したのですがゲージから出すと一目散にどっかに行ってしまいました・・・。ショック!
今晩遅くからは雨もしくは雪の予報。食事もせず、暖かいバイク部屋を飛び出してどうするんだ?「明日の朝に帰ってこなければ、もう、来ないだろうな〜」と思い、その夜は終わりました。
次の日の早朝、「にゃ〜。にゃ〜」の鳴き声。虎子がいつもの場所に座っていました。そして、元気だった頃と同じように足元で頭をこすりつけてきて、「にゃ〜にゃ〜(エサをくれ)」とエサの催促。
早速、虎子には初めてのチュール(但し、抗生物質入り)を爆舐め、ドライフードを爆食い。今はいつものバイクのふわふわソファで爆睡中です。