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製造、販売業者などに対する規制法案

使ってはならない原料を定めたり、有害物質を含む製品の製造、販売、輸入を禁じたりすることなどが中心で違反者には1年以下の懲役か100万円以下の罰金、または両方を科す。法人に対しては最高1億円の罰金とする法案です。

必要に応じ、国は製造場所や倉庫、車両などに立ち入り検査でき、違法な製品を流通させた業者には回収や廃棄を命じる事ができます。(2008年2月20日記事です。)

ペットフードの表示事項

ペット栄養管理士として、ペットフードで表示(法的強制力はなし)ルールの要点だけお知らせします。

1.「ドックフード」又は「キャットフード」「愛犬用」「猫用おやつ」などを明瞭に表示する。
2.賞味期限又は製造年月日を表示する。
3.原材料名はその重量の合計が少なくとも80%以上になること。また、単品で10%以上使用している場合には必ず表示する。
4.「ビーフ」「まぐろ」「チキン」などを5%以上使用している場合には商品名、絵、写真、説明文に表示できる。
5.最終加工が行われた国名を表示する。但し、国産なら省略できる。
6.「○○病に効果」「●●病の予防」などの表示は不当表示である。
7.添加物(化学物質)の表示義務はありません。(海外の商品は表示義務はあります。)

 ペットサプリメント 

サプリメント(健康補助食品)で栄養を補えば、効果的な健康維持にもつながりますが過剰摂取や体質に合うかどうかも注意し、ホームドクターと相談の上、与えてください。

 1.ビタミンA(βカロテンは体内でビタミンAに変る)
成長期・虚弱体質ンp改善に効果あり。ガン予防・心臓病予防

 2.ビタミンB1
疲労回復、脳の働きを活発にする。疲労回復・ストレス緩和・痴呆症

 3.ビタミンB2
体脂肪カット。肥満予防・口内炎・白内障の予防・神経症状

 4.ビタミンB6
エネルギー増大。免疫力強化・アレルギー症状・口内炎・舌炎・脂漏性湿疹

 5.ビタミンB12
貧血予防。貧血・精神安定・成長促進・神経症状

 6.ビタミンD
丈夫な骨や歯をつくる。関節障害・虫歯予防

 7.ビタミンE
老化防止。高齢ペットの健康維持・痴呆症・毛艶

 8.ビタミンK
血液や骨に必要。関節障害

 9.パントテン酸
化学化合物を解毒する。皮膚炎・食欲不振

10.ナイアシン(ニコチン酸)
糖質や肥質の代謝を助ける。血行改善・喘息・心筋梗塞

11.葉酸
心臓発作の予防、ガン予防、口内炎、舌炎

12.ビオチン
皮膚と被毛を健康に保つ。アトピー性皮膚炎、貧血、皮膚、毛の健康

13.ビタミンC(アスコルビン酸)
万病に効く。ガン予防、ストレス、貧血、歯周病

14.カルシウム
骨作り。関節障害、ストレス解消。

15.クロム
糖の代謝をスムーズにさせる。糖尿病・肥満

16.鉄
血液の主成分。貧血、免疫力を高める。

17.マグネシウム
健康維持には不可欠。ストレス、心臓病予防。

18.海洋深層水(粉末)
過剰摂取に注意。アレルギー性皮膚炎

19.アミノ酸(VAAM,BCAA,燃焼系)
疲労回復、肥満、筋力増強

20.コラーゲン
関節障害、新陳代謝促進、免疫力向上

21.プロティン(乳清タンパク、大豆タンパク)
免疫力強化、精神安定

22.ミルクペチド
カルシウムを消化、吸収。神経過敏

23.EPA/DHA
認知症・アレルギー・疲労回復

24.レシチン
脳の老化防止。痴呆、肥満

25.オリゴ糖
整腸作用、便秘、虫歯予防

26.コンドロチン
関節痛、リウマチ、脱毛症、老化防止

27.ヒアルロン酸
関節障害・ガン予防・糖尿病・老化防止

28.クエン酸
疲労回復・免疫力強化

29.流動パラフィンとワセリン
毛球症

30.食物繊維
便秘解消・糖尿病・腎臓結石

31.善玉菌(ビフィズス菌など)
下痢・便秘・肝機能低下・抗がん作用

32.可溶性繊維
コレステロールの除去・整腸作用

33.亜鉛
免疫強化

34.アガリクス
ガン予防・疲労回復・泌尿器疾患

35.ARA(アラキドン酸)
脳の老化防止・痴呆症

36.イソフラボン
ガン予防・歯や骨の強化

37.核酸(DNA/RNA)
ガン予防・疲労回復

38.キチン・キトサン
アレルギー性皮膚炎・便秘・肥満

39.グルコサミン
関節障害・歯周炎

40.コエンザイムQ10
疲労回復・心肺機能向上

41.サメ軟骨
関節炎予防・肝臓病 

 ドックフードの原材料チェック 

原材料名が多く使用されている順にパッケージには表記されています。また、単品で10%以上しようされている原材料は必ず、表記しなければなりません。そして、「チキン」「ビーフ」など特定の原材料を商品名(例えば、最高級のチキン使用など)に使用する場合は、5%以上その原材料が含まれていなければなりません。

穀類(トウモロコシ、米)
肉類(チキン)
鶏肉・・・舌、心臓、隔膜、食道などにみられる横紋筋肉、皮、腱、神経、血管、脂肪など。
鶏副産物粉・・・羽を除いた首、足、未発達の卵、腸などを精製した粉。
ライスグルテン・・・ライスと小麦粉にはグルテン、グリアジンと呼ばれるタンパク質が含まれている。
豚脂(ラード)・・・加工食品の賞味期間を長くさせる。
大豆油・・・体に必要な必須脂肪酸がバランスよく含まれている。
玄米・・・豊富なビタミンC、カルシウム、亜リン酸、鉄分が含まれています。
ブラウンライス・・・玄米は果皮、種皮、でんぷん層、胚芽があり、ビタミンB1・E、マグネシウム、鉄、植物繊維が含まれている。
コーングルテンミール・・・とうもろこしからコーンスターチを製造した時の副産物で、フスマ、胚芽、でんぷんを取り除いたもの。
ラムミール・・・ラム肉を精製したもの。
ひまわり油・・・ビタミンEが多く、主成分は脂肪酸でエネルギー源としての役割と体の組織を正常に機能させる働きがあり、酸化しにくい油です。
鶏肉粉・・・鶏肉を精製し粉にしたものです。
亜麻種子・・・亜麻の実は必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸(アルファーリノレン酸)を最も多く含んでいる。
大豆ミール・・・大豆から油を擦ったカスです。
小麦胚芽・・・ビタミンやミネラルが豊富な胚芽の部分を粉末にしたもの。

鶏脂肪・・・動物性脂肪酸は酸化し劣化しやすいので開封後は早めに食べさせてください。
コーングルテン・・・動物性タンパク質のほうが消化吸収がよい。
とうもろこし粉・・・同上。
食塩・・・過剰摂取すると心臓病、肝臓や腎臓の働きを妨げ、老化を早めるので注意。
家禽脂肪・・・動物性タンパク質は酸化し劣化しやすいので開封後は早めに食べさせてください。
添加物・・・亜セレン酸ナトリウム
家禽ミート(鶏肉副産物)・・・内臓などは有害物が蓄積されている可能性があり、製造課程でも取り除くことができないものもあります。
BHA・・・酸化防止剤
羊脂肪・・・動物性脂肪は酸化し劣化しやすいので開封後は早めに食べさせましょう。
家畜脂肪(ラム脂肪)・・・同上

なぜ、人間の食事を与えてはいけないの?

人間は自分で栄養バランスを調整できますがペットは人間から与えられた食事のみから栄養を摂取できません。
例えば、タンパク質を構成するアミノ酸の中で動物が体内で造ることができないために食べ物から必ず獲らなければいけないものを「必須アミノ酸」と言います。その数は人間で9種類、犬で10種類、ネコで11種類あります。
また、ペットが食べてしますと中毒症状を引き起こす食材(たまねぎなど)もあります。そして、犬や猫はほとんど汗をかくことができないので人間のように余分な塩分を排出することができないために心臓や腎臓に負担をかけてしまうからです。
ペットフードの種類表示が変りました。

総合栄養食(理想的な栄養バランスが調整されています)と間食(おやつやスナック類)。そして、目的食には次のようなものがあります。
一般食(おかずタイプ)
一般食(総合栄養食と一緒に与えるタイプ)
栄養補完食
カロリー補給食
副食
医薬品的な効能・効果等と判断されたペットフードの表示

医薬品的な効能・効果等であることから、サプリメント等のペットフードに関して記載した場合、薬事法に抵触すると判断されたます。ペットフード(食品)としての商品特性をはずれ、動物の疾病の予防・治療や身体の構造・機能に直接影響を及ぼす表現は認められません。これらの事例を参考に、薬事法に抵触しないような表示や商品説明には飼い主さんも気をつけて下さい。
「○○病を予防するフードです」「××病に効果があります」などの表示ができないと言うことです。
猫缶の表示が変ります

ペットフードメーカー27社で組織するペットフード工業会の調査の結果、「総合栄養食」「一般食」「間食」の区別と表示について知っていると答えたのは全体の51.8%で特に「総合栄養食」と「一般食」が混合され、飼い主さんに誤解されないような表示にすることに決定しました。
新しい表示は2002年6月までに変え、それまでは移行期間として対応していく方針ですが「一般食」に変る言葉をどうするかで頭を悩ませているようですね!
猫の栄養管理は飼い主さんの重要な役目です。フードの表示や中身にも注意して愛猫ちゃんに与えてください。
F.L.U.T.D(下部尿路疾患)とペットフード

猫の水分吸収能力は非常に発達し、尿は濃縮されたものになります。
尿が濃縮され過ぎたり(トイレが汚れていたり、水分を補給していなかったり)、栄養成分が偏ると尿結石になりやすくなります。尿結石になる原因の一つにマグネシウムの取り過ぎによるストルバイト結晶があります。その結晶がマグネシウムの取り過ぎにより、大きくなり尿道を塞ぎます。
この症状になりやすいのは、尿路が長く、尿路の径が細く、早い時期に去勢されたオス猫によく見受けられるようです。

ただ、マグネシウムの取りすぎだけに注意するのではなく、結石の形成に大きく影響を与える尿PHの数値にも注意を払わなければいけません。
ストルバイト結晶は尿がアルカリ性だと出来やすく、6.0〜6.4PHの弱酸性だと一番出来にくいという実験数値が発表されています。
しかし、ストルバイト結石に対応したフードだと6歳以上の猫にはシュウ酸カルシウムという結石が出来てしまいます。
成長期の猫は尿PHは6.7〜6.9PH(中性寄りの弱酸性)、成猫には尿PHは6.1〜6.4PH、老猫(6歳以上)は尿6.4〜6.6PHが理想的という実践データ−が発表されました。
結論として、猫の成長に応じて、尿PH値も摂取するマグネシウムやカルシウムの量も異なると言うことです。

F.L.U.T.D(下部尿路疾患)・・・尿結石、膀胱炎、尿道炎、血尿、尿道閉塞、頻尿、排尿困難。
F.U.S(ストルバイト尿結石)

猫の6大栄養素

?タンパク質
筋肉や血液等の体の基礎部分を作る重要な栄養であり、タウリンから摂取します。但し、過剰に摂取すると肝臓や腎臓に負担をかけます。
炭水化物
糖分と繊維質から構成され、エネルギー源になります。摂り過ぎると肥満の原因になります。
脂肪
重要なエネルギー源ですが、皮膚や毛づやをよくしたり、ビタミンを運んだりします。アラギドン酸は体内で作ることができないので動物性油脂から摂取しなければいけません。
ビタミン
ビタミンAは体内で作れないので食事から摂取しなければいけません。摂取しすぎもダメです。(ペット用のビタミン剤の与えすぎも注意)
ミネラル
カルシウム、リン、ナトリウム、マグネシウムなど過不足や過剰供与は病気になります。
水分
60〜70%が水分で構成され、その15%が失われると死亡します。常に新鮮な水が飲める様にしておきましょう。

猫の栄養と食事のワンポイント知識

好きなものばかり与えると栄養素が偏り、病気になります。
猫の好みは生後の食事でだいたい決まります。
メス猫が最もたくさん栄養が必要な時は授乳期です。
高齢になって、好みが変わった猫は病気のサインかも知れない。
猫に生肉は与えてはいけません。

キャットフードの正しい選び方

まず、総合栄養食一般食おやつ食(煮干やジャーキー類) かを見分けます。(必ず、表示されています)
総合栄養食とは、水とそのフードだけで栄養がバランスよく含まれているフードです。
一般食・おやつ食とは栄養のバランスが偏ったフードでそれだけを与えると栄養バランスが崩れます。
ドライフードの場合は水分含有量が10%前後なので必ず、新鮮な水と一緒に与えなければいけません。
ドライフードでも2種類に分けられ、レギュラータイプとプレミアムタイプです。プレミアムタイプ は素材が厳選され、高品質で世界でもっとも厳しい基準であるAAFCO(米国飼料検査官協会)の試験に合格したフードもあります。
おやつ食(煮干)の与えすぎはマグネシウムが多く含まれているため、泌尿器症候群になりやすく、与える量に注意が必要です。
(最近では酸化マグネシウムの摂取し過ぎで泌尿器疾患の原因だと言われていますが、逆に塩化マグネシウムは泌尿器疾患にかかりにくい事が発表されています。)

1.ドライフードは開封すると2週間ぐらいで使い切るタイプにする。
2.ペットの年齢や目的に応じたフードを選ぶ。
3.上記に書いたように「総合栄養食」か「一般食」を見る。

ねこに与えてはいけない食べ物

(塩分の濃い食べ物)
ある程度塩分は必要ですが、人間と同じで塩分の取りすぎは良くありません。例えば、人間の食べる魚の干物・ハム・ソーセージ・ちくわなどです。
(甘い者)
チョコレート・ケーキなどは糖分の取り過ぎは心臓に負担をかけ、糖尿病にも注意が必要です。
(臭いの強い野菜)
にんにくやネギ類など貧血を起こす恐れがあります。また、これらが含まれている食品(ハンバーグなど)も絶対に与えないでください。
(あわびなどの貝類)
体内で毒物が発生し、死んでしまいます。
但し、イカ・タコなどは猫に必要なタウリンが多く含まれていますが、与える場合はよく過熱し、少量だけ与えてください。
(鶏肉類)
肉自体には問題がありませんが鶏肉についている骨は細かく砕かれて喉などの器官に刺さってしまう危険があります。
同じことが魚類のタイなどにも言えます。
ペットフードに表示しなければいけない項目

キャットフードかドックフードかはっきり表示する。
ペットフードの種類(総合栄養食・一般食・補助食など)
製造年月日・賞味期限(賞味期限は通常製造から1年間で、3年を越えてはならない。
開封すれば、ドライフードでも1ヶ月以上は使わないように!。ドライフードで一番心配しなければいけない事は、保存されている袋の中で品質が劣化することです。
原産国(原料は外国でも最終的にその製品をパックした国が原産国として表示できます)
原材料(材料が多い順に記載され、合計が80%以上にならなければいけません。また、単品で10%以上含まれていれば必ず記載しなければいけない。そして、マグロ、ビーフなどと商品名にする場合は10%以下でも記載しなければいけません。
『肉』とは筋肉のことで『肉の副産物』若しくは『派生物』は内臓、骨、骨髄など指し、『ミートミール』は動物の組織から精製された乾燥食品の事です。
成分(カロリーがある栄養成分としてタンパク質、脂肪が記載されていますが、重要でない炭水化物は記載されていません。

なお、上記の項目はペットフード会社が集まってペットフード公正取引協議会が協議の結果、自主規制しておりますが、ペットフードの安全性については監督官庁がなく、ペットフード公正取引協議会の基準に委ねられています。
レギュラーとプレミアム(レギュラーフードはペットフードの普及品であり、プレミアムフードのほとんどは外国製であり、品質や成分が良いのですが、販売店などが限られています

ネコ缶の製造過程
?保冷庫
マグロの切れ端や精肉を貯蔵するところ。
クッカー
100℃の高温で180〜200分、ここで蒸し煮する。
放冷
蒸した後、冷やします。
フレーク
骨は自動的に選別されて廃棄する。身はベルトコンベアで運ばれていく。
選別
身の品質チェックや骨が残っていないかチェックする。
自動身詰マシン
缶の中に身を詰めていく。
内容量チェック
中身の量をチェックし、規格に合わない缶は自動的に外される。
トッピング
商品に応じて、手作業でカニやチーズなどを入れていく。
注液
ビタミン類やミネラル類、消臭成分などの液体成分を缶に注入する。
缶の密封
真空状態で缶を密封していく。
高温殺菌
高温殺菌機で100℃の高温で70分間蒸す。
最終チェック
キズや不良品、製造年月日の刻印などをして出荷されます。

ネコ缶は人間の缶詰と同じ工場で作られており、鮮度を落とさない、完全密封、高温殺菌が特徴です

猫の療法食(動物病院のみで提供される)

アイムス社
ユーカヌバベテリナリーダイエットニュートリショナルリカバリーフォーミュラ(犬猫用)(缶詰)RF猫用(ドライ)・・・症状:外科手術、外傷/肺結晶、体重減少/食欲不振、整形外科処置、ガン(腫瘍)、授乳期、甲状腺機能亢進症、肝リピドーシス。
ユーカヌバベテリナリーダイエットレスポンスフォーミュラLB猫用(缶詰)・・・症状:食物過敏症、皮膚被毛の健康状態、食物アレルギー、炎症性腸疾患。

ロイヤルカナン社
フェリスターローミネラルS10(ドライ)・・・症状:ストルバイト結石の溶解及び再発防止、ストルバイト結石の予防。
フェリスターローカロリーS9(ドライ)・・・症状:肥満のコントロール、減量後の体重の維持、真性糖尿病治療時の補助療法、便秘及び大腸炎治療時の補助療法、高脂血症治療時の補助療法
(体調が良好時に限る)

マスターフーズリミテッド
フィーラインセレクトプロテインダイエット・・・症状:成猫及び子猫の下痢、消化器障害、炎症性小腸疾患、乳糖・グルテン不耐症、食物アレルギーによる皮膚疾患、下痢。
フィーライン高栄養/成長期ダイエット(缶詰)・・・症状:成長期の子猫、妊娠期・授乳期の母猫、食欲不振、外科手術後、外傷疾病回復期、入院猫、削痩、衰弱,貧血。
フィーラインPHコントロールダイエット(缶詰・ドライ)・・・症状:猫下部尿路疾患、成猫の維持食。
フィーラインローカロリーダイエット(缶詰・ドライ)・・・症状:肥満。
フィーラインロープロテインダイエット(缶詰・ドライ)・・・症状:猫の慢性腎不全、老齢期の猫、肝疾患。

VMD(べテリナリーメディカルダイエッツ社)
MEDICAL猫用P/F(缶詰)・・・症状:猫の尿石症、猫の尿路疾患におけるストルバイト結晶、結石の核の形成の抑制。
MEDICAL猫用R/P(缶詰)・・・症状:慢性腎臓疾患、過リン酸塩血症の防止、高血圧症の予防。

ラルストンピュリナ社
CNM猫用EN-フォーミュラ(ソフトモイスト)・・・症状:胃腸疾患の改善、胃腸炎、下痢症、吸収不良、消化不良、炎症性腸疾患、脳症に関連しない肝疾患。
CNM猫用UR-フォーミュラ(ドライ)・・・症状:猫下部尿路疾患の改善、ストルバイト関連のFLUTDの管理。
CNM猫用NF-フォーミュラ(ドライ)・・・症状:腎肝疾患の改善、腎不全、早期のうっ血性心不全、脳症関連の肝疾患、高血圧症。

ヒルズペットシュートリション社
プリスクリプションダイエットネコ用A/D(缶詰)・・・症状:衰弱、悪疫質、食欲不振時の栄養管理食、飢餓、創傷、腫瘍、熱傷、寄生虫感染、感染症、肺血症、発熱、子宮蓄膿症、外科手術、自己免疫性疾患、肝リピドーシス、貧血、手術前後の栄養管理。
プリスクリプションダイエットネコ用C/D(缶詰・ドライ)・・・症状:ネコ下部尿路疾患の再発予防、胃腸炎などの消化器系疾患。
プリスクリプションダイエットネコ用D/D(缶詰)・・・症状:食物アレルギーによる皮膚症状及び胃腸炎症状。
プリスクリプションダイエットネコ用H/D(缶詰)・・・症状:中等度から重度の心疾患、高血圧、体液貯留、ナトリウム貯留が顕著に認められる肝疾患ならび腎疾患。
プリスクリプションダイエットネコ用K/D(缶詰・ドライ)・・・症状:腎疾患、肝疾患、心疾患初期。
プリスクリプションダイエットネコ用P/D(缶詰)・・・症状:重症医療の栄養管理、外科手術後、外傷、肺血症、腫瘍、貧血、熱症、重症寄生虫感染症などの衰弱状態の改善、衰弱した幼ネコの栄養改善。
プリスクリプションダイエットネコ用R/D(缶詰・ドライ)・・・症状:成ネコの肥満、ネコ下部尿路疾患で肥満ネコ、高脂血症。
プリスクリプションダイエットネコ用S/D(缶詰・ドライ)・・・症状:ストルバイト尿石症、ネコ下部尿路疾患の初期管理。
プリスクリプションダイエットネコT/D(ドライ)・・・症状:歯垢、歯の着色、歯石の蓄積の減少。
プリスクリプションダイエットネコ用W/D(缶詰・ドライ)・・・症状:肥満防止、大腸炎、便秘、糖尿病、高脂血症、肥満傾向のある猫下部尿路疾患の猫。

ペットフードの栄養所要量

アメリカの政府機関が公開し、世界が採用している基準値があります。
「国立審議会」(NRC)・・・学術研究用
「アメリカ飼料検査官協会」(AAFCO)・・・AFFCO給与試験合格品とは、交尾前の♂♀の動物にフードと水だけを与え、その後妊娠中も与えつづけ、さらに出生・出産後の親子にも給与しつづけ、成長し切るまでを見届ける。そして、親子二代にわたる給与試験で問題なければ、「AAFCO給与試験合格品」の表記使用が許可される。(但し、AAFCOは製品に対して認定や承認をする機関ではありません。)
「AAFCOの基準を満たしています」「AAFCOの承認を得ています」などのまぎらわしい表記もあります。
ペットフードによってはマタタビを混入したり、フードを美味しく見せる演出で合成着色料や防腐剤を過剰にいれ、栄養バランスを無視し、ペットや飼い主に好印象を与える目的の商品もあります。
栄養バランスがよい商品なのに食べない理由は
?健康状態
?単一商品に慣れてしまって、他の商品を食べない(小さい頃から色々な商品を食べさせましょう)
?行動上のクセ(同じ場所でしか食べない、右側から食べるなど)
?香り・触感・温度(体温に近い温度、フードの形)
などの原因があり、よく食べるからでペットフードを選ぶのは健康管理に問題があります。
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