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猫を飼っていて、妊娠しても大丈夫。猫を捨てないで!

妊娠中の注意事項

ママのお腹にいたけど、これだけは注意してくだちゃい!
1.お部屋の掃除をする。
2.動物に対して必要以上の接し方(ベットで一緒に寝たり、口移しで食事を与えたり)を止め、トイレなどの世話をした後は必ず、石鹸で手を洗う等に注意すれば、心配ありません。
3.ご主人や周囲の協力体制(動物のお世話など代わりにしてもらう)
4.猫の爪を切っておく。
5.周囲の人から病気を移される場合もありますから、「動物は危険」と思わずに「正しい知識と周囲の理解」が必要です。

また、動物から感染する病気については!
6.トキソプラズマ症は猫から人間へ感染する可能性があり、抗体(婦人科で抗体検査出来ます)を持っていない人が妊娠し、妊娠初期に初感染した場合のみに胎児に影響があります。妊婦は初感染する率は年間0.125%でそのうちの約2.5%が胎児に感染すると推定されています。
感染ルートは感染している動物の糞などに含まれているオーシスト(トキソプラズマの卵)が口・粘膜・傷口などから入り込み感染します。(抗体を持っていれば心配はありません)
動物のフンを手で掴んで、その手を口に入れるようなことをしない限り、感染する危険性はありませんので猫を飼っているからと言って必要以上に心配することはありません。
実際にMrs.マッキーも2匹の猫のお世話をしながら、無事に出産しました。

ねこと赤ちゃんのアレルギー

2001年5月にアメリカの胸部学会で「生まれてから1歳までの間に犬または猫の飼育した環境で育つとぜん息、アトピー、花粉症などのアレルギーの発生率が減少する」という研究結果が発表され、注目を浴びています。
また、別の大学教授によると7〜9歳の2,500人の子供を対象に行われ、生後1年以内にペットと共にした環境で育つと子供のアレルギー性鼻炎の発生率が低いという研究結果もあります。これらの結果に対して、幼少期に細菌にさらされることがアレルギーの発病を抑えるという「衛生仮説」が発表され、関係者の間で注目を集めています。

必要以上に過敏にならずにペットと接してほしいと言うことです。

 犬・猫とダニの量 

ペットを飼う家とそうでない家のチリダニの数を実験したある一例です。
犬又は猫を一匹飼育、複数飼育、飼っていないの3パターンに分け、冬場にチリダニ(家屋内に最も多く生息するダニでアレルギーを起こす原因)が一番少なく生息していたのは複数飼いの家で一匹飼いと飼っていないでは似たような数値でした。(糞アレルゲン量も同じ結果でした。)
夏場でも冬場と同じ結果でした。
ペットを飼っている家庭では頻繁に掃除機を掛ける習慣があり、このような家庭のほうがダニは少ないと結論付けられました。

また、ペットに寄生するダニについてですが犬はイヌヒゼンダニですがこのダニに寄生されたイヌを抱っこするとかゆくなります。(人には寄生しません)
猫もネコショウセンコウヒゼンダニが寄生しますが症状は犬と同じで人には寄生しません。
稀に寄生するようですがすぐにダニは死んでしまいます。

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